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エピソード7 「母の願い」

2015.06.02エピソード

 おはようございます。嬉しい晴天が毎日続きますが、いよいよ明日からは下り坂の予報です。
梅雨に入る前に大きな洗濯物などは済ませておきましょう。今日も楽しく一日がんばりましょう。

さて本日のエピソード「母の願い」です。(※プライバシーに配慮して、一部フィクションとなっている部分も織り交ぜています)

とある搬送業務のときでした。

『こんなことって、あるのですかね・・』寝台車に同乗された男性はご自身のお母様のご遺体の横でつぶきました。その男性はなぜかモーニング姿でした。コンコース北部

しばし沈黙の後、『少し話しをしてもいいですか?』そっと男性は口を開きました。

『実は今日、娘の結婚式だったんですよ。それに出席するのが母の夢だったんですよ・・』
(霊安室におられたご親族さまの中に、目を腫らした若い娘さんがおそらく花嫁さんだったのでしょう)

『母はどうしても孫の結婚式に参列したいという願いで病気と闘ってきており、今日は無理をして式に出たんです。介護用の寝台車を(結婚)式場に待機させて・・』と男性は涙ぐんで言いました。

私もこの空気の中では「娘さんのご結婚おめでとうございます」とはさすがに言い出せませんでした。

そこに新郎の親御さんより男性の携帯に電話が入り、一言、二言とお話しをして電話は切れました。
男性は『今日の結婚式で親族となった人に、明日の葬儀に出席してもらうことになるとはなぁ』と乾いた声でつぶやきました。

 

男性は続けて『娘の結婚記念日が母の命日になるとは、娘に悪いことしたなぁ』と唇をかみました。

 

私は「娘さんのきれいな花嫁姿をお母様に見せてあげられてよかったですね。お母様もきっと安心されたのでしょう」と言葉を添えました。

とても優しいお母様だったのでしょう。
男性は大きな背中をまるめておいおい泣きはじめました。

『ありがとう。ありがとう』とお母様に向かって、何度も声を掛ける男性。
私も自分の母のことを想い目頭が熱くなりました。

「親想う気持ちに勝る親心」という古くからのことわざがありますが、男性とお母様の親子愛に心がほんのりとあたたくなるものを感じました。

 

 

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